もう中学生だから大丈夫だろう、小学校を卒業するとそんな風に感じることもありますよね。
実際には、中学生が事件に巻き込まれることも少なくはありません。
今回の記事では、中学生になってから考える防犯対策や防犯ブザーについて触れていきます。
通学方法や地域によっても防犯対策は違ってきますが、田舎住みの徒歩通学な我が家を例に紹介していきますよ。
毎日の通学が、少しでも安心できるようにしましょう!
この記事でわかること
中学生のための防犯対策とは

中学生になると小学生の頃と違って、子供一人での行動が増えたり、登下校の時間もかわってきます。
自分で自分の身を守るために、防犯対策をしっかりしておくと親も安心です!
防犯対策の必要性と重要性
中学生になると下校時間が小学生の頃より遅くなったり、外出することも多くなるかもしれません。
・一人で登下校するようになる
・子供だけの外出
・SNSなどで知らない人と関わることも
日頃から”もしもの時”を親子で考えたり、困った時は大人に助けを求めるように伝えましょう。
知らない人に「道を教えて」と声をかけられたり、身分を装って近づいてくることも・・・。
名前を知られていて呼びかけられたとしても、むやみについていかないように子供には覚えておいてほしいところ。
そのために家庭では防犯について話題にしていくことが、意識付けに重要です!
親子で考える安全な環境づくり
中学生ともなればだいぶしっかりしてきますが、体力や判断力はまだまだ未熟です。
危険な状況に対する知識や、トラブル時に対応する力は十分とはいえません。
またスマートフォンを使う機会も増えて、家族以外とのやり取りも多くなります。
SNSの使い方や、個人情報の扱いについても確認しておくと安心です。
「いかのおすし」って?
防犯標語の「いかのおすし」は、インパクトがあり子供にも憶えやすい言葉となっています。
知らない人に声をかけられた時、ついていかない・逃げるといった危険意識につながりますね。
いかない
のらない
おおごえをだす
すぐにげる
しらせる
中学生ともなれば、これまで知らなかった大人の世界にも好奇心がでてくるもの。
小学生の頃と違って、親から離れて過ごすことも多くなるので、”知らない人とはどんな人が対象”か?
あらためて親子で防犯について考え、生活が安全であるように対策していきましょう。
防犯グッズの活用方法

防犯ブザーを持っていることが視覚的にわかれば、それだけでも犯罪を防ぐことにつながります。
助けを必要だと感じる場面で、声が出せないということもあるかもしれません。
そんな時に防犯ブザーがあれば、周囲に身の危険を知らせることができるでしょう。
防犯ブザーの選び方
防犯ブザーを使うことで、周囲の人に「助けてほしい」と知らせることができます。
いざという時にすぐ使えるように、防犯ブザーはかばんの外側に付けるようにしましょう!
防犯ブザー選びのポイント
- 音量
- 重量やサイズ
- すぐ鳴らせるか
- 耐久性や防水性
- 電池式か充電式か
我が家は小学生の頃は市から配布されたものを使っていましたが、中学生になったのを機に買い替えました。
▼デザインはシンプルで、豊富なカラーから選ぶことができます。

音量も十分で、ライトも明るいです!
時々なにかに引っかかって鳴ることもありますが、結果的に引き抜きやすいのは子供が扱いやすくて◎
しかし無駄に鳴らしていると電池を消耗してしまうので気をつけましょう。
防犯ブザーを使うときに備えて
日常的に防犯ブザーを使うことはありませんが、いざ使う場面があったときは役立たなくては意味がありません。
きちんと音が鳴ることはもちろん重要ですが、他にも気を付けたいポイントがあります!
”もしかしたら危険かもしれない”と感じたときに、防犯ブザーの存在を忘れていたり。
”危険かどうかわからないから、鳴らすのは失礼かも”と、触れるのをためらうこともあるかもしれません。
日頃から警戒するべき場面を想像したり、防犯ブザーを触る癖をつけておくことも大切です。
家から持ち歩くべきアイテム
毎日持っておくと安心なものは、防犯ブザー以外にもあります。
さまざまなことを想定して必要なものを用意しておくと、いざというときに役立つでしょう。
- ライト(暗い道で使える)
- ハンカチなど(口をふさぐ時など)
- 緊急連絡先(メモしておく)
- 熊鈴(熊よけ対策に)
我が家は周辺を山に囲まれているところに住んでいるので、特に朝は熊との遭遇にも心配があります。
何があるかわからないので、準備しておくことで自分を守ることにつながってほしいですね。
緊急連絡先などの確認
緊急連絡をメモしたものを持ち歩き、なにかあった時に連絡先を思い出せるようにしておきましょう。
・家族の連絡先
・学校
・警察110番
また登下校時や、子供だけで出かけた際には確認しておくと良い所があります。
- 地域の見守りボランティアの人がいる場所
- 交番
- 子ども110番の家
- お店や公共施設
もしもの時にかけこめる場所や、危険な場所を知っておくことで、子供も注意しやすくなります。
中学生のための防犯対策まとめ
子供を狙った犯罪は、どこでもあり得ることです。
危険なことを意識しすぎていては身動きがとれなくなってしまいますが、日頃から防犯に関する意識を高めるのは効果的です。
毎日が何事もなく済んだと、安心につながるようにしたいですね。
最後までご覧くださりありがとうございました。