長野県に方言なんてあったの!?よく使う方言

北アルプス ぶろぐ

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生まれも育ちも長野県。こんにちは、まちゃんです。

日本の標準語は東京都で使われる言葉を標準としているのを知ってましたか?

……私はずっと知らずに育ち、大人になってしまいました^^;

というより、長野県には方言がないと思い込んでいたんです。

今回は長野県の方言に注目していきたいと思います!

長野県でよく使われている方言

長者山から見た北アルプス
長者山から見た北アルプス

意外と方言まみれな長野県……そう思っているのは私だけ!?笑。

長野県の方言と聞いて、思い浮かぶのはどんな言葉でしょうか?

標準語と比べたら、わからない言葉だらけだったりするかもしれない。

知っている方も、知らない方も、チェックしてみてくださいね!

長野県の方言

特によく使われている方言かな?というのをいくつか紹介します!

ずく → やる気、根性、気力など

「ずくがなくて…」→「やる気がなくて」や、「ずくあるなぁ」→「根性あるなぁ」という意味。

こわい → 硬い

「この野菜こわいな」→「この野菜硬いな」

ぬくとい → 温かい

「布団の中ぬくとい」→「布団の中温かい」や、「お風呂でぬくとまり」→「お風呂で温まりなさい」という意味。

ほとばす → 水に浸す

「ほとばしておいて」→「水に浸しておいて」

~するしない → ~しよう 

「遊びに行くしない?」→「遊びに行こう」や、「ゲームするしない?」→「ゲームやろう」などの意味。

りんごがボケる → 食べごろが過ぎて、シャキシャキ感がなくなったりんごのこと。

「ほとばす」ってよくよく考えてみたら、当たり前に耳にして使っていました。

でも、全然水の要素は思い浮かばない…。

調べてみましたが恐らく古くに、水を含みふやけることを「ほとぶ(潤ぶ)」と言われていたのが由来でしょうか?

そして、「~するしない」というのは、方言を知らないと「え?するの?しないの?どっち?」となりがち^^;

長野県の方言は色んな地域から由来した?

長野県は「北信・東信・中信・南信」と4つの地域でわかれています。

市町村の数も多く、2024年の地点で77市町村。

方言自体も、複数の地域で共通しているものもあれば、他の地域では使われていない方言などもあります。

長野県で使われている方言は、東日本と特徴が似ていたり、西日本と特徴が似ていたり。

他の地域で使われている方言と同じ言い方だけど、意味が異なるなんてことも……!

日本のほぼ中心に位置する長野県。

長野県特有の方言はもちろん、複数県に囲まれている所なので、色々な地域から影響を受けて今の方言があるのかもしれません。

方言と知らずに使っていた長野県の方言

おじいちゃんとおばあちゃん 道端で会話している

子供から大人になるまで、特別に方言を教わるということはなかったように思います。

日常生活の中で親や、関わる人から言葉を学び吸収するというのが一番の影響。

その中でも、当たり前のように会話の中で「標準の言葉」だと思い使っていた方言もあります。

長野県って、方言だらけだったのね……そう気づいたのは子供が生まれてからでした^^;

知らず知らずに使っていた、実は方言だった言葉たち。

それから大正生まれのおばあちゃんとの会話に出てくる方言も紹介します。

方言だとは思っていなかった…

夫も長野県民なわけですが、方言の使い方は私と異なります。

そんな夫にも「ん?」と言われたことのある方言もあわせて紹介します^^;

まえで → 前、前方

子供が「まえで」と言うようになった時に、夫に指摘されました。え?アナタハイワナイノ?

とんでく → 走って行く

この言葉に、次男が「飛べないよ」と真剣に答えてくれたことがありました。

やだ → 嫌だ

たたる → 建つ

だいじょう → 大丈夫

はならかす → 離す

なから → 大体、おおよそ

進み具合をあらわす言葉で「なから終わった」「なからになった」などとつかいます。

~けん → ~から、~だけど

「まえで」とか、「やだ」とか、「だいじょう」って……言わないんですか?汗

方言だとは思うことなく、日本人が共通で使う言葉だと思ってましたよ……。

おばあちゃんと会話中に出てくる方言

私のばあちゃんは大正生まれです。

方言だらけなので、時々雰囲気で解釈しています^^;

わにる → 小さな子が人見知りする

おら → 一人称、私など

「やだおらへえ」って言うのを度々聞くので、子供にどんな意味?と尋ねてみました。

「やだは嫌、おらは自分、へえは屁」との回答をいただきました。

~だらず → ~だろう(~ずのように「行かず」などもよく聞きます)

おっしゃん → 和尚さん、おじさん

これはイントネーションの違いで、指す人がかわるようです。

「お↑っしゃん」は和尚さん、「お↓っしゃん」はおじさん。別人かいw

べちゃる → 捨てる

「それ捨ててよ」って時は「それべちゃれや」と言われます。

もうらしい → かわいそう

…漏らすではないんですよね。

~ごわす → ございます

丁寧に挨拶するときなどに語尾につけてるのを耳にしますでごわす!

今だからこそ、ばあちゃんの言う言葉は理解して聞いていますが、子供の頃の私はどう解釈していたんだろう?

と、過去の私に聞いてみたい。

県に方言なんてあったの!?よく使う方言まとめ

松本らへん 堀金から

何気なく使っている方言は、気づけば子供たちも吸収しています。

当ブログのタイトルにもあります通り、ずくなしのまちゃん。

子供は「ずく」とは言いませんが、なんとなく意味は分かっているようです。

どんな方言が引き継がれていくのかな?

急に「標準語勉強するわ!」とか言われる日がくるのか。楽しみです。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

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