子どもの体調不良、一年のうちに何度もありますよね。
その度に病院に行こうか、家で様子を見ても大丈夫か、迷いませんか。
お家にいてお医者さんの診察が受けられる”オンライン診療”。
広告などでは見たことあるけど、どうやって利用するんだろう?
今回は実際に、我が家の長女がオンライン診療ができる「キッズドクター」を初めて利用した時のことをお話しします。
オンライン診療を使った経緯
まちゃんちは田舎暮らしなこともあり、小児科が近所に一つしかありません。
そこへ行けば受診できて完結……ではありますが、コロナ禍を通して近所の小児科とは色々あり、行くのをやめました^^;
次にかかりつけ医にした小児科は廃業。
そして現在のかかりつけ医は車で50分。遠い……。
近所を避けるならそのくらい車で時間をかけないと、小児科がないのです……。
オンライン診療を使ったのは、風邪症状はあるけれどどうしても受診しなきゃいけない様子ではない。
でも保育園に通っているし登園目安をきけたら安心。
上の子の迎えもあるし通院すると時間的な心配が……。
そうして思案した結果、オンライン診療を受けることにしました。
オンライン診療【キッズドクター】
いざ使ってみようとすると、オンライン診療にもいくつかあり。
使い方や診察までの流れ、口コミなど色々と調べました。
・住んでる地域でも利用できる?
・待ち時間はどのくらい?
・病院と同じ診察を受けられる?
24時間対応とか全国エリアに対応とか書かれているけど、本当に表記されているイメージで診察してもらえるのか?
だからと言って、病院に行こうかどうかは迷うところで…。
最終的にリサーチしまくった結果、診察してもらうのは子供なので、評価が良いと感じた「キッズドクター」にしました。
いざアプリをダウンロード
診察申し込みをする前に、一通りアプリに目を通しました。
アプリから情報登録
・受診する子供の情報
・クレジット情報
・利用する薬局情報
何度も、診察受付してから診察までの流れや、支払方法などをチェック。
診療費はどうなるのか?還付と記載されているけど無事にできるのか?
色々心配が出てきてしまって……。
かと言って周りにオンライン診療受けたことがある人もいない。
とりあえず、やってみるしかない!!
診察申込をしてから処方箋が出るまでの経過
どんな様子で診察申し込みから診察後まですすんでいったか、長女のオンライン診療の流れをご紹介します。
診察依頼
まずは診察してほしい子供の情報登録をして、診察依頼をします。
診察依頼時に入力した項目
・受診する人の体重や体温
・かかりつけ医
・受診するまでの状態や、症状
それから子供の保険証の撮影をしアップロード。
今回の長女の場合は、「発熱から微熱になり、左耳痛を訴えたが現在は消失。鼻水・鼻詰まりの症状がある」といった内容。
これらの内容を記入し終えると、初診だったからなのかカルテ作成中となり、その後診察待ちになりました。
診察申込してから、診察待ちに切り替わるまで約10分程度
すごく待つのかな?と思いましたが、普段病院にかかるのと同じ感覚。
「順番待ち 〇番目」と表示されていてわかりやすかったです。
この待ち時間の間に、オペレーターからチャットで連絡があります。
心配なことなどはチャットに入力すると対応してもらえるようです。
ビデオ通話で診察開始!
診察の順番がまわってくると、チャットにお知らせが入ります。
アプリから通知がくるので、子供の相手をしながら待っていることができて、子供も家にいるのでリラックスして診察を迎えることができました。
画面にお医者様の顔が映され、診察開始です。
私たちもインカメラで映っていて、ビデオ電話している状態での診察です。
事前に症状などの情報を入力してあったので、読み上げて確認してくださいました。
耳の痛みがないか?触ってみてと言われ、カメラに映る位置で触りました。
一通り診察が終わって、登園目安もお聞きし、ざっと10分程度……もしかしたらもう少し早かったかもしれません……!
そうして診察終了。正直、マジで楽……。
すぐ病院にかかったほうがいい状態の時や、対面診察の方が安心の場合は受診必須
なので、場合によってはオンライン診療はすごく便利……!
お医者様ありがとうございます!
処方箋の受け取り
診察が終了して、病院だったら診察室を出てから子供をあやしながら、待合室で精算や処方箋が出るまで待つわけですが・・・それがない。
どうすればいいんだろう?と変な放心状態になりました……笑。
アプリには「診察後のご案内をお待ちください」と表示され、少ししてオペレーターから処方箋のお知らせが入りました。
薬を受け取る薬局への手配が終わると、再びチャットにお知らせが入ります。
処方箋は診療日含め4日以内の有効期限
処方の案内が最後で、アプリでも「完了」と表示されました。
オンライン診療でかかった医療費
診察には健康保険証と子ども医療費助成が適用されます。
しかし適用された診察費を支払うのか、適用前の費用を一時的に支払うのかは域によって異なります。
また子ども医療費助成は自治体によって負担額は異なるため、事前に確認しておくと安心です。
同時に、還付申請が必要かもチェックしておきましょう。
今回かかった医療費
我が家は長野県に住んでいて、1カ月で1レセプト500円上限となっている地域。
そして今回利用したオンライン診療の提供クリニックは東京都。
・医療費助成が適用される前の診察料を一時的に支払う
・後日、還付申請をする
アプリで精算金額が確定すると、子ども医療費助成が適用される前の精算額が表示されました。
今回かかった医療費は1,550円。
そしてキッズドクターでは支払方法がクレジットカードのみなので、登録したクレジットカードに請求がきます。
還付手続き
医療費が確定するとアプリから通知がきて、金額確定のお知らせと領収書が添付されたメールも届きました。
調べてみたところ住んでいる地域での還付申請は、領収書を印刷したものと必要書類をあわせて支所に持っていけば還付手続きできそう。
Web検索で「〇〇市 子ども医療費 県外」手続き方法が見られる
我が家は、住んでいる地域のホームページ上で、申請書を印刷することができました。ありがたい!
なので、健康保険証と子どもの福祉医療受給者証を手元に用意し、記入。
行った還付申請
・メールに添付された領収書をカラー印刷
・申請書と一緒に自治体に届け出
後日、払い戻しされて医療費助成分が振り込まれます。
ちなみに今回の場合は、申請してから約1カ月ほどで振り込まれ、給付金の振り込み通知書がハガキで届きました。
かかった医療費1550円を一時的に支払い、還付手続きして戻った金額が1052円。(…なんで2円?)
受給者負担金は500円なので、実質同じです。
利用してみた感想
子供が恐怖心なく、待ち時間も普段通り家で過ごすことができたのは楽です。
病院行くと診察室に入った途端に強張り泣くのが子供…ケロっとしてる時もあるけど、コンディションの問題か?
お医者様もとても丁寧に話してくださり、こちらの質問にも親身に答えてくれました。
診察してもらってホッとしたところで、「なにかお手伝いできることはありますか?」と声をかけてくださり、ありがたかったです。
受診する前に情報を登録しておくと楽です!
全てスマホで完結したので、あたふたすることはなかったですが、いざ受診しよう!となった時に情報を入力し始めると少し手間がかかるので……。
余裕のある時に子供の情報や、処方箋を出して欲しい薬局を登録しておくと楽です。
今回我が家は長女が利用しましたが、後々三人分の情報を登録しましたよ。
薬局は何件かリサーチしておくと良い
長女が診察してもらった時は何の問題もなくスムーズにすべて終わりました。
それから少し経って長男もオンライン診療で診察してもらったのですが、その時は処方されたお薬が最寄りの薬局で取り扱っていませんでした。
他にも行かれそうな薬局を掲示してみましたが、3件とも取り扱っておらず……。
最終的にお薬を変更してくださり、掲示した薬局の中から取り扱っている所に手配してもらいました。
薬局の登録は、アプリからいつでもお気に入り登録ができる
処方箋を受け取る薬局は1件ですが、事前に何件か登録しておくと安心ですね。
アプリがあるとなんか安心……!
今回、オンライン診療を実際に使ってみて、場所や時間を問わず利用できるのは便利でした。
直接、身体に触れての診察があるわけではないですが、とても丁寧に診察していただいたと感じました。
判断がつかない場合は、近くの医療機関を受診したほうが安心
長女の場合は平日の午前中に利用しましたが、キッズドクターは夜間に利用できる時間帯もあります。
緊急で受診したほうがいいか悩んだ時、お医者様とお話しできるのはとてもありがたいです。
土日や連休になる時など、かかりつけ医が診察時間外になる時にも診察申し込みできるのも心強い!
オンライン診療で診察してもらいました【キッズドクター】まとめ
ドキドキしながら使ってみましたが、アプリを入れておくと安心だなぁと一度使った今なら思います。
利用してみる前は、ん~どうなんだろう?よくわかんないしなぁ…とひたすらに!頑なに!アプリを眺めるだけでした^^;
まだ利用したことのない方や、使ってみたいと考えている方の参考になれば嬉しいです。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。