大人も混乱!子供の癇癪の捉え方

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子供の癇癪は親のせい?3人育児で癇癪について考えてみた

2025年2月12日

育児書などを読んでいると、癇癪というのは成長の過程で必然とあるものとして説明されています。

そして成長と共に気持ちの表現が上手になっていくことから、癇癪も落ち着いていく傾向にある・・・。

ちくしょう!我が家の次男は2歳のイヤイヤ期から、低学年の今も癇癪がある!

落ち着くっていつなんだ!!という、心の叫びも行き場がありません^^;

あなたも子供の癇癪に、心が疲れたりしていませんか。

今回は、子供の癇癪への対応や考え方など、一人のママという立場で経験を含んでお話していきます。

子供の癇癪って?

お子さんと過ごす時間が長いと、子供の癇癪を目の当たりにすることがあると思います。

癇癪とはいっても、その子によって状態は様々。我が家は3人の子供がいますが、みんな癇癪の状態が違います。

「癇癪ってこういうものだよね」と思っていたら、私は次男の時に想定外過ぎて参りました^^;

では、子供の癇癪とはどういう状態のことをいうのでしょうか?

癇癪とはどういう時に起きる?

気持ちのコントロールがうまくできない時、大声で泣いたり、怒って喚いたりといった状態を癇癪といいます。

  • 感情が爆発している
  • 思考が混乱している

癇癪を起こすことで自分の意見を主張したり、思い通りにいかなくなった状況を避けようとするときにもあるかもしれません。

  • 気に入らない、思い通りにならない
  • 嫌だという気持ちを出したい
  • 生理的に不快(トイレ、体温、空腹、眠気)

大人であれば気持ちを切り替えたり、息抜きをしてストレス発散したり、気持ちが和らぐ方法を自分で探しますよね。

子供は気持ちの切り替えがうまくいかなかったり、自分で安心できる方法を見つけられなかったりします。

身体的な不快感やフラストレーション、物理的な刺激などがキッカケになることも

成長すると共に、言葉を発せるようになるので「嫌!」という主張をするようになりますね。

そのため2~3歳を「イヤイヤ期」という事が多いです。

ママに受け止めてほしい!伝えていることを分かってほしい!という時も、大声で騒ぐことがあります。

子供の癇癪の対処法

子供が癇癪を起したときの接し方は、冷静を心がけるのが重要です。

って、言うのは簡単なんです。それで改善してたら悩んでないのよー!

そうなんです。ママも感情があるので、笑うこともあれば悲しむことや、怒ることだってありますよね。

見守ったり距離をおく

癇癪が起きた時に、まず抑え込もうとするのは難しいでしょう。

  • 嫌な理由をハッキリさせなくてもいい
  • 機嫌をとらなくてもいい

とはいえ、例えば公共の場所だったらママは冷静さを失う場合もあるかもしれません。

どうにか落ち着かせようと働きかけて、解消する時もあれば、そうでないこともあります。

危険がともなわなければ、少し離れて見守っておくでもOK

また癇癪を起したときの状況により、関わり方を変えてみることで落ち着くことも。

  • 耳を傾けて話を聞いてほしい
  • 分かってほしい、共感してほしい
  • そっとしておいてほしい
  • 落ち着いたら声をかけてほしい

あっち行って!と言われたら、遠くから見守ってあげればいいのです。腹立つけど・・・

子供ながらに、甘えたいけどうまく言えなかったり、素直になれなかったりということもありますよ。

気持ちが切り替わるまでママは空気になる

同じ空間で怒って暴れて、「ママ―!!」と泣き叫んでいたらどうでしょう。

いくら温厚なママでも、数十分、数時間と続いたら・・・なんとかしたくなりますよね。

しかし、癇癪を起している子供に対して、ママが感情的に接することは逆効果。

子供の気持ちが切り替わるタイミングを待つ

そんなの分かってるわ!と、私も何百回も何千回も思ってきました^^;

だからママは、これでもかってくらい自己嫌悪に陥るのではないでしょうか。

身近に理解ある人がいればママの気持ちも救われるかもしれませんが、そうではない場合もあるでしょう

癇癪を起こした子供の気持ちを、切り替える手助けができるのであれば、それもOK!

でも切り替えられそうにないなって時は、感情的にならずそっとしておいてもいいのです。

子供を見守りながら、「私は空気」と自分に暗示をかけて、やり過ごしましょう。

子供の気持ちが切り替わってきたタイミングですかさず声をかけてあげれば、ママも無駄に感情的にならずに済むこともあります。

一人の人として対応する

子供を一人の”人”として捉えることは、大切ですね。

大人同士ではできることが、子供や、我が子に対してはできない

仲の良い友達に接するように、自分の子供に接する・・・いやぁ、難しい^^;

ですが大前提として、自分も一人の”人”であり、子供も一人の”人”です。

大人は頭の中で考えたり想像することが、子供よりも上手にできるかも!

子供の気持ちが切り替わりそうなことや、興味のもちそうなことを想像して思いやることができますね。

その点、子供は言葉で説明しても理解できないことが多いです。

  • わかりやすい言葉を選ぶ
  • 可視化して見せてあげる

癇癪を起している原因が明確であれば、落ち着いたときに絵や図をつかって話し合うことで、理解しやすくなることもありますよ。

癇癪に関わるのが辛い・・・

子供はママに受け止めてほしい・・・それはわかってるけど余裕なくて無理!ってこともあるでしょう。

子供の癇癪、あなたは辛くありませんか。

私は本当にただの母親で、心理的なことを分析する仕事もしていないので、あくまで経験でしかありません。

でも、ママもそのままで大丈夫だよって伝えたいです。

決して子育ての仕方が間違っているわけではない

子供と関わる関係性によっては、癇癪が落ち着くまで時間がかかることも。

身近な例で行くと、ママと子供パパと子供という関係性では、子供の感情の出し方も変わってきますよね。

社会的な場で緊張感をもって過ごしている子供にとって、”ママ”は安心できる場所。

  • 信頼できるからこそ
  • 甘えられる相手であるという認識

だからこそママの前ではわがままを言ったり、受け止めてもらえるという確認をしているのです。

あなたの想いが子供に伝わっているからこそなの!

時には、子供との関わり方を指摘されることもあるかもしれません。

でもきっと、この記事に読んでくださっているということは、真剣に子供と向き合って悩んできたからですよね。

それだけあなたは子供のことを大切に思って、付き合ってきたのではないでしょうか。

癇癪を起こしにくくする環境

冒頭で「我が家の次男は2歳のイヤイヤ期から、低学年の今も癇癪がある」とお伝えしました。

次男の癇癪は、乳幼児期は特に時間的にも長く、多い時は1日のうちに2~3回というのが通常運行でした。

  • 嫌なことが積み重なった
  • やりたくないこと、拒否したいことがある
  • トイレに行きたい、眠い

などなど。キッカケはこれだなというのは一見してわかりますが、そこから気持ちの切り替えまでに時間がかかる。

乳幼児期は、成長とともに気持ちのコントロールも上手になってくる、と言われることが多かったです。

確かに成長とともに癇癪を起こす頻度は減っていきました。

そして小学生になり、色々なところで相談させてもらう機会があり、アドバイスされたことがあります。

癇癪を起きにくくするためには

  1. 規則正しい生活習慣
  2. メディアは夜7時まで
  3. 十分な睡眠をとる(遅くても夜9時には寝る)

思い返してみれば「十分な睡眠をとる」という点については足りてなかったのかも・・・と反省しました。

小学生に必要な睡眠時間の目安は9~11時間

実際に規則正しく10時間くらいを目安にしたら、癇癪の頻度が相当に減りました。

成長もあるだろうけど、本人も気持ちが安定して過ごしやすそう!

その子によっても必要な睡眠時間は異なるので、しっかり眠ることで癇癪が改善する場合もあるかもしれません。

発達障害の可能性

発達障害の特性が関連して、癇癪を起しやすいということも可能性としてあります。

  • 衝動性が高く気持ちのコントロールが難しい
  • こだわりが強い
  • 感覚が過敏である
  • 自分の気持ちをうまく伝えられない
  • 他者の気持ちなどを想像するのが苦手

かくいう次男も、発達専門の医療機関を受診したことがあります。

しかし結果として診断できる要素が目立っていない、ということ。

そして睡眠時間を長くしたことで癇癪が減った(なくなってはいない^^;)こともあり、通院は終了。

「困ったらまたいつでも来てください」という安心要素には繋がりましたよ。

子供の癇癪は親のせい?3人育児で癇癪について考えてみたまとめ

子供の癇癪に疲れたら、ママも一息ついて気持ちをリラックスさせましょう。

かくいう私も「キィー!!!」っとなって、家の中が大炎上している時もあります。

そして、子供の癇癪に付き合っているママの気持ちに、周りにいる方がそっと寄り添ってあげてほしいです。

子供を優先、されどママも優先です。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

  • この記事を書いた人
まちゃん

まちゃん

3人の子供をもつ子育て主婦。なにも実績のないところからブログを始めて、ほぼ1年放置状態。そこから奮起してどこまで維持できるのか?ずくなし主婦が実際の経験などを元に、子育てに関する情報を主に発信していきます。

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