子供が大きくなってくると、大人の付き添いなしで自転車で出かけることもありますよね。
事故にまき込まれる可能性と同様に、自転車に乗った子供が事故を起こしてしまうこともありえます。
気軽に乗れる自転車ですが、子供と一緒に交通ルールを知っておくことが大切!
・自転車が通るところ
・ヘルメットの着用
私が子供の頃は、自転車の交通安全教室というものがありましたが、今はそういう機会も減っています。
大人も一緒に自転車の乗り方について知っていきましょう!
この記事でわかること
子供が乗る自転車は歩道NG?

歩道での自転車の通行は、例外を除いて禁止されているのを知っていますか。
自転車の乗り方やルールは年々変わってきているので、繰り返し確認しておくと安心です。
では、歩道を走れる年齢からみていきましょう!
歩道を走っていい年齢って?
自転車に乗って歩道を走ってよい年齢は決められています。
歩道を走っていい年齢
・13歳未満の子供
・70歳以上
同様に、体に不自由がある人も歩道を走って問題ありません。
またこれらの決まりの他に、やむを得ないと認められるときや、道路標識や道路標示によって歩道を走れることがあります。
それ以外の人は、原則として車道を走らなければなりません。
歩道は歩行者のための道であり、例え自転車に乗っているのが子供であっても歩行者が優先!
自転車の走行は・・・
・車道を走るのが原則
・左側を通行する
自転車を押して歩く場合は、歩道で大丈夫ですよ。
つい自転車で歩道を走ってしまいがちですが、原則として走るのは車道ということを覚えておきましょう。
自転車の乗り方にも違反行為がある
自転車は、道路交通法では「軽車両」という規定されています。
そのため原則として左側を通行する他にも、守らなくてはいけないルールが多くあるのです。
身近な乗り物の自転車ですが、標識に従うことや歩行者優先なので運転者として気を付けなくてはいけません。
違反行為になる自転車の乗り方
- 信号無視
- 酒気帯び運転
- ながら運転(スマホや傘さし等)
- 夜間に無灯火で走る
- 一時不停止
- 通行禁止区域の通行
他にもさまざまなルールがあり、自動車と同様に危険行為として罰則の対象になる可能性があります。
自転車で走る時のルール

手軽に乗れる自転車ですが、交通ルールに注意しながら利用したいですね。
そしてケガや事故などにも十分気を付けて乗るようにしましょう!
そのために子供と一緒に、自転車の乗り方や注意事項を確認しておくと安心です^^
ヘルメット着用
自転車による事故では、体だけではなく頭のケガが多いといわれています。
スピードを出していなくても、頭を強く打てば命にかかわることになるでしょう。
ヘルメットを着用しなかった場合、致死率は2~3倍ともいわれる
運転者や同乗者はもちろん、子供が一人で乗る場合もヘルメットをかぶることで、頭部を守ることにつながります!
自転車に乗るときにヘルメットをかぶることは努力義務であり、運転者が子供であれば親が必要な対策を行わなくてはなりません。
安全なヘルメットを選ぶためのポイント
・SGマーク
・JISマーク
・JCF公認・JCF推奨マークなど
自転車に乗る時は、安全性を示すマークがついたヘルメットを使用すると安心です。
交通安全に気を付けよう!
子供が自転車に乗って出かけるのは近所であることが多いかもしれません。
交通ルールを理解できるように、どんな所が危険なのか?信号機や、よく目にする標識にはどんな意味があるのか?
前後左右の安全確認、交差点や横断歩道の通行の仕方も大切!
実際に、家の周辺や通学路などを確認してみるのもよいでしょう。
「信号が赤になったら?」「横断歩道はどうやって渡る?」など、子供に考えさせて危険意識を身につけるのも◎
子供と確認したい自転車の交通安全!
- ヘルメットを着用
- 原則は車道の左側、13歳未満は歩道を通行できる
- 歩道を通るときは歩行者優先、車道側を通行
- 交差点では信号機や一時停止を守る
- 物をもったまま乗るのは禁止
交通ルールや安全な乗り方を知って、ケガや事故のないようにしましょう!
自転車の交通事故
自転車に乗る子供が事故に遭わないようにするのはもちろんですが、事故を起こさないように注意しなくてはいけません。
車道を走る時は車と同じ方向に進みますが、歩道を走る時は歩行者が最優先です。
走るところによって、乗り方やマナーを守る必要がある
自転車による交通事故も、自動車と同様に責任が生じます。
もし未成年である子供が事故の加害者となってしまったら、賠償責任は保護者に課されるでしょう。
今は自転車保険や賠償保険なども充実しているので、加入しておくと安心ですね。
自転車に不備がないか点検したり、子供と乗り方について日頃から確認するようにしましょう!
歩道NG!自転車に乗る子供はいつから車道を走るまとめ
子供だから歩道を走ってもいいと思ってしまいがちですが、自転車にも多くの交通ルールがあるんですね。
つい「気を付けてね~!」と送り出し、乗り方や危険なところを確認し忘れてしまうことも・・・。
日頃から親子で話題にすることが、意識付けに繋がっていくと感じています。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。