こんにちは、まちゃんです。
今回は長野県の方言について、言葉を6選にしぼってお話ししたいと思います!
長野県民が何気なく使っている「だいじょう」や「行くしない」などの方言。
標準語ではないので、伝わらない場面もあるかもしれません。
以前の長野県の方言の記事はこちら
→長野県に方言なんてあったの!?よく使う方言
具体的にはどんな場面で使うのか?一つずつ見ていきましょう!
この記事でわかること
よく聞く長野県の方言
長野県の方言は、地域によっても使う頻度やイントネーションは異なる場合があります。
知っている方もいれば、聞いたことはあるけど意味は知らない・・・という方もいるかもしれません。
まずは長野県の方言で、よく聞くものからを見ていきましょう。
ずく
長野県の方言でよく聞く言葉に「ずく」があります。
意味・・・やる気、根性、気力など
ずくという言葉は長野県の中でも広く使われていて、共通の方言であるといえます。
テレビ番組のタイトルにも使われているので、長野県民にとっては馴染みのある方言。
精を出すことや面倒を惜しまないという意味でも、ずくを出すに繋がります。
逆に、ずくなしはマイナスな意味で使われることが多いですよ。
だいじょう
日常会話の中でも多く使われる表現の「だいじょう」。
ニュアンスからも想像がつくかもしれませんね。
意味・・・大丈夫
本当にわずかな違いですが、「だいじょうぶ」の「ぶ」を言いません。
なんなら「だいじょ」と聞こえることもあります^^;
「だいじょう?」と聞かれたら、「大丈夫?」と尋ねられているということ。
私は「大丈夫」と「だいじょう」は全く同じだと思っていましたが、どうやら違ったようです^^;
単純に言いやすくしているだけで、標準語だと思っていた・・・。
~しない
「~しない」若い世代ではよく使われている表現で、親しい間柄でも日常的に使います。
意味・・・~しようよ、~ませんか など
「~しない」と使う時の場面としては、相手を誘う時や一緒に何かをしたい時に使うことが多いです。
「~しない?」とか「~するしね?」とも言いますね。
指摘されて気づきますが、確かに肯定してるのか否定しているのかわかりにくいですね^^;
どっちなのよ!と思うのも、理解できます。
長野県民の人称
長野県の方言の中には、自分や人に対して独特な呼び方があるのを知っていますか。
自分の事を指す言葉は「私、俺、僕、自分」などが一般的。
長野県民は自分のことを指す言葉で、別の言い方をすることがあるんですよ。
おら
若い世代では一人称で使うことはめったにないかもしれません。
大人世代、さらに上の世代にいくと自分の事を「おら」と言う方が多い印象です。
意味・・・私、俺など自分のことを指す
私のおばあちゃんも、自分の事を指すとき「おら」と言っています。
おばあちゃんの話を聞いていると、自分のことは「おら」。
自分を含む複数人を指す場合や、自分のいる場所のようなところを指すときは「おらほ」「おらっち」「おらとこ」などと言います。
おらっちって、たまごっちを連想してしまう・・・。
おめ、おめえ
親しくもない人から突然「おまえ!」と言われたら驚きますね!笑
ですが、人の事を指す言葉の「おめ」は親しみ込めて呼んでいる(ような気がする・・・)。
意味・・・お前、あなた
言い方によっては怖くないかな?と思いますが、どうですか。
「おめえなぁ!」とか言われたらドキッとしてしまいそうです。
似ている言葉に「おめったい」という言葉がありますが、こちらは「億劫になった」という意味。
聞き間違えると何言ってるかわからない・・・というのは方言あるあるですね^^;
おっしゃん
「おっしゃん」は一成人男性を指す言葉ではありますが、イントネーションによって指す相手が変わります。
・おっ(↑)しゃん(↓)→和尚さん
・おっ(↓)しゃん(↑)→おじさん
同じ言葉なのに、呼んでる相手違うんかい!
聞き馴染みがある方はわかるかもしれませんが、絶妙なイントネーションの違いで聞き分けます。
イントネーションを間違えると、呼んでる相手が変わってしまうという紛らわしさ!
何気なく使っている長野県の方言6選!まとめ
長野県の方言6選はいかがでしたか。
実際におばあちゃんとかと話していると、長野ってがっつり方言なんだなぁ・・・と感じます。
そのため長野県の方言はまだまだ数多く、地域によっても幅広く存在しているんですよ。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。