育児書などを読んでいると、癇癪というのは成長の過程で必然とあるものとして説明されています。
そして成長と共に気持ちの表現が上手になっていくことから、癇癪も落ち着いていく傾向にある・・・。
ちくしょう!我が家の次男は2歳のイヤイヤ期から、低学年の今も癇癪がある!
落ち着くっていつなんだ!!という、心の叫びも行き場がありません^^;

あなたも子供の癇癪に、心が疲れたりしていませんか
子供の癇癪は親のせいとか、発達に問題があるのではないか、と一緒に過ごすママは気がかりですよね。
この記事では我が家での経験を含みながら、子供の癇癪についてお話していきます^^
この記事でわかること
子供の癇癪って?

お子さんと過ごす時間が長いと、子供の癇癪を目の当たりにすることがあると思います。
癇癪とはいっても、その子によって状態は様々。我が家は3人の子供がいますが、みんな癇癪の状態が違います。
「癇癪ってこういうものだよね」と思っていたら、私は次男の時に想定外過ぎて参りました^^;
では、子供の癇癪とはどういう状態のことをいうのでしょうか?
癇癪とはどういう時に起きる?
気持ちのコントロールがうまくできない時、大声で泣いたり、怒って喚いたりといった状態を癇癪といいます。
- 感情が爆発している
- 思考が混乱している
癇癪を起こすことで自分の意見を主張したり、思い通りにいかなくなった状況を避けようとするときにもあるかもしれません。
- 気に入らない、思い通りにならない
- 嫌だという気持ちを出したい
- 生理的に不快(トイレ、体温、空腹、眠気)
大人であれば気持ちを切り替えたり、息抜きをしてストレス発散したり、気持ちが和らぐ方法を自分で探しますよね。
子供は気持ちの切り替えがうまくいかなかったり、自分で安心できる方法を見つけられなかったりします。
身体的な不快感やフラストレーション、物理的な刺激などがキッカケになることも
成長すると共に、言葉を発せるようになるので「嫌!」という主張をするようになりますね。
そのため2~3歳を「イヤイヤ期」という事が多いです。
ママに受け止めてほしい!伝えていることを分かってほしい!という時も、大声で騒ぐことがあります。
子供の癇癪の対処法

子供が癇癪を起したときの接し方は、冷静を心がけるのが重要です。
って、言うのは簡単なんです。それで改善してたら悩んでないのよー!
そうなんです。ママも感情があるので、笑うこともあれば悲しむことや、怒ることだってありますよね。
見守ったり距離をおく
癇癪が起きた時に、まず抑え込もうとするのは難しいでしょう。
- 嫌な理由をハッキリさせなくてもいい
- 機嫌をとらなくてもいい
とはいえ、例えば公共の場所だったらママは冷静さを失う場合もあるかもしれません。
どうにか落ち着かせようと働きかけて、解消する時もあれば、そうでないこともあります。
危険がともなわなければ、少し離れて見守っておくでもOK
また癇癪を起したときの状況により、関わり方を変えてみることで落ち着くことも。
- 耳を傾けて話を聞いてほしい
- 分かってほしい、共感してほしい
- そっとしておいてほしい
- 落ち着いたら声をかけてほしい
あっち行って!と言われたら、遠くから見守ってあげればいいのです。腹立つけど・・・。笑
子供ながらに、甘えたいけどうまく言えなかったり、素直になれなかったりということもありますよ。
気持ちが切り替わるまでママは空気になる
同じ空間で怒って暴れて、「ママ―!!」と泣き叫んでいたらどうでしょう。
いくら温厚なママでも、数十分、数時間と続いたら・・・なんとかしたくなりますよね。
しかし、癇癪を起している子供に対して、ママが感情的に接することは逆効果。
子供の気持ちが切り替わるタイミングを待つ
そんなの分かってるわ!と、私も何百回も何千回も思ってきました^^;
だからママは、これでもかってくらい自己嫌悪に陥るのではないでしょうか。
身近に理解ある人がいればママの気持ちも救われるかもしれませんが、そうではない場合もあるでしょう。
癇癪を起こした子供の気持ちを、切り替える手助けができるのであれば、それもOK!
でも切り替えられそうにないなって時は、感情的にならずそっとしておいてもいいのです。
子供を見守りながら、「私は空気」と自分に暗示をかけて、やり過ごしましょう。
子供の気持ちが切り替わってきたタイミングですかさず声をかけてあげれば、ママも無駄に感情的にならずに済むこともあります。
一人の人として対応する
子供を一人の”人”として捉えることは、大切ですね。
大人同士ではできることが、子供や、我が子に対してはできない
仲の良い友達に接するように、自分の子供に接する・・・いやぁ、難しい^^;
ですが大前提として、自分も一人の”人”であり、子供も一人の”人”です。
大人は頭の中で考えたり想像することが、子供よりも上手にできるかも!
子供の気持ちが切り替わりそうなことや、興味のもちそうなことを想像して思いやることができますね。
その点、子供は言葉で説明しても理解できないことが多いです。
- わかりやすい言葉を選ぶ
- 可視化して見せてあげる
癇癪を起している原因が明確であれば、落ち着いたときに絵や図をつかって話し合うことで、理解しやすくなることもありますよ。
子供の癇癪は親のせい?癇癪との関わりかたまとめ

子供の癇癪に疲れたら、ママも一息ついて気持ちをリラックスさせましょう。
かくいう私も「キィー!!!」っとなって、家の中が大炎上している時もあります。
そして、子供の癇癪に付き合っているママの気持ちに、周りにいる方がそっと寄り添ってあげてほしいです。
子供を優先、されどママも優先です。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
