出産してすぐに始まる授乳生活ですが、母乳もミルクも赤ちゃんの成長にはかかせません。
ママは産後疲労や睡眠不足の中、赤ちゃんのお世話に追われて、自分自身のケアを忘れがち・・・
赤ちゃんの健康を支え、安心を与えるのも重要ですが、あなたの体もとっても大切!
初めての授乳は、いろんなことに戸惑いますよね。あちこち痛いし・・・。
もっと早く知りたかった!そう思ったことも含めてお話していきますので、参考にしてみてください^^
この記事でわかること
授乳中のママが気を付けること

母乳育児をするママは、食事や生活習慣に気を付けながら、赤ちゃんの健康も支えなくてはいけません。
妊娠中も母乳育児も気を付けることはたくさん!嘆きたくなる気持ち、わかります^^;
産後に授乳がはじまって「こんなはずじゃなかった!」ということも少なくはないでしょう。
頑張りすぎず、ママにとっても良い環境を整えていきたいですね。
授乳期に必要な栄養素
授乳期に必要な栄養素は、赤ちゃんだけでなくママにとっても重要!
産後のママは疲れやすく、体力も消耗しやすい
ホルモンバランスが大きく変化するので、体だけでなく気持ちが不安定になることも。
栄養バランスのとれた食事は、赤ちゃんの成長だけでなく、ママの健康もサポートしてくれます。
特に以下の栄養素は授乳中も意識して摂り入れるようにしましょう^^
- たんぱく質
- カルシウム
- 葉酸
- 鉄分
- ビタミン類
赤ちゃん優先で頑張りすぎて、ママの体の栄養が不足してしまっては体調不良になりかねません。
食事まで手が回らない時は、宅食サービスやサプリメントを活用することで負担を減らすことができます!
控えた方がいいもの
妊娠中もたくさん控えてきたけど、授乳中も控えるものがある・・・?
私も初めての出産のあとは「やっと解放的になれる!」なんて大げさに考えていました。
しかし、授乳中も控えた方がいいもの、あります。
- カフェイン
- アルコール
- お薬
- たばこ
ママが摂取したものは栄養と同じように、母乳中にその成分が含まれることがあります。
お薬は授乳中でも安全なものか確認したり、医師や薬剤師に相談するなどしましょう。
母乳育児は思うようにいかないこともある
妊娠中、母乳育児について学ぶ機会はありましたか?私は、学んだ記憶がないです^^;
産後に知識がないところから経験していくと、戸惑うことも多いかもしれません。
なにより産後のママの体や、赤ちゃんの状況はその時になってみないと分からない部分も多いです。
参考までに、私の母乳育児の経験を例にみてみましょう。
全体を通して完全母乳となっていますが、結果的には赤ちゃんがしっかり成長しているか?が課題でした。
特に長女の場合は体重の増えが悪く、退院もなんとかOK!という感じだったので、ミルク様様です。
母乳育児経験者の便利アイテム

赤ちゃんにもよりますが1回の授乳時間は、おおよそ10分前後ではないでしょうか。
ママと赤ちゃんが向き合って過ごす授乳タイム。
特に産後はママも疲労がたまりやすいので、快適に過ごせる環境つくりは大切ですよ!
トラブル対策にラノリン
授乳初期は、乳頭に痛みや傷が生じやすく、切れると授乳時は超絶痛いです・・・。
そんな時に大活躍したのが、ラノリン!容量の違いはありますが、通販やドラックストアなどでも売っています。
ラノリンはひつじの羊毛油
ラノリン100%のものは、口に入れても害がないので安心で、なにより傷の治りをよくしてくれます。
▼乳頭保護はもちろん、ちょっとした傷や保湿にもつかえます^^

赤ちゃんが成長してくると歯がはえてきますが、・・・授乳中に赤ちゃんが噛んでくることがあります^^;
「て、てめぇ・・・!」となりそうなところですが、そんな時にもラノリンは活躍しますよ!
ノンカフェインのたんぽぽ茶
たんぽぽ茶はコーヒーのような香りがあるため、カフェインを控えたい授乳期に代用することができます!
母乳だけでなく、美容や健康にも良いとされていて、むくみなどにも!
私はコーヒーや緑茶が好きですがカフェインが含まれているため、たんぽぽ茶を代わりに飲んでいました。
▼たんぽぽ茶は色々なメーカーから出ており、味や香りにも違いがあるので飲みやすいものを選ぶのがおすすめ◎

母乳の質や分泌にどこまで影響があるかは不確かですが、たんぽぽ茶を飲んでいる時はトラブルが少なかったと実感。
初めて飲む場合は、アレルギー反応や胃腸の不調がでないか、様子を見ながら飲むようにしてくださいね。
1日に1~3杯程度、温かくしたものを飲むことでリラックスにもつながります♪
快適な授乳下着
授乳の時に、衣類をまくったり下着をズラしたりしますが、授乳用の衣類はそういったことに対応しやすくなります。
また母乳パッドを下着に仕込めるものやワイヤーのないものは、ママの体にも優しく授乳もスムーズに。
ただ気になるのは、胸の形が変わってしまうこと・・・。
産後しばらくはおっぱいが張りやすいので、着心地のいいものを!
おっぱいが締め付けられていたり、圧迫された状態にあると、血流も悪くなりトラブルの原因になります。
垂れそうで嫌だな・・・そう思って、ある時ワイヤー入りのものに変えたら、私は乳腺炎になりました^^;
体調や母乳の様子によって、下着を調整していったほうが良いでしょう。
母乳パッドは洗濯可能なものや、使い捨てのものがありますが、使いやすいものがいいですね^^
▼母乳分泌が多くて下着が濡れてしまう心配がある時に、使い捨てが便利◎

ピジョンの母乳実感哺乳びん
妊娠中は、哺乳瓶って必要なのか?産後に買い足すで間に合うのか?準備しておいた方が安心かも・・・と迷いました。
実際に母乳だけでリズムがついてしまうと、いざ哺乳瓶を使いたい!というタイミングで赤ちゃんが戸惑い^^;
その点、ピジョンの母乳実感は赤ちゃんの抵抗が少なかった哺乳瓶でした。

哺乳瓶も比較してみると、形状には大きく違いがあります。
我が家にも何種類かありますが、母乳実感が一番使っていましたよ!
授乳中はママの体が基本!

出産を終えたあと赤ちゃんのお世話に必死で、なかなか休むことができないかもしれません。
頑張って母乳育児しよう!そう思っても、軌道に乗らないことだってありますよね。
あなたが自分の体をたくさん労って、授乳生活を送ってほしいです^^
頻回授乳は重要だがママは疲れる
母乳の分泌が悪かったり、反対に出すぎたり、初めはなかなかうまくいかないこともあるでしょう。
赤ちゃんが飲むリズムと、ママの母乳分泌のバランスが整うまでに時間がかかる
そのため頻回授乳=とにかく赤ちゃんに母乳をあげる、そうすることでバランスがよくなってくるのですね。
赤ちゃんが泣くと、おっぱいが張る感覚があるママもいるかもしれません。
しかし1日に何度も繰り返す授乳は、ママも体力をつかいますよね。
赤ちゃんのため!それはもちろんですが、ママも日頃から体力を温存できるとベスト!すべて頑張らなくてOK!
疲れがたまっていくと、体や心にも不調が出やすくなる
最低限やれることを選択しながら、やらなくてもよさそうな事は手を抜いて、休める時間を確保していきましょう。
授乳タイムは姿勢を意識
1日の授乳時間は10回前後、それも2~3時間おきにやってくる・・・!
授乳間隔は成長とともにあいてきますが、赤ちゃんは成長とともに重くなってきますよね。
ズシッと重みがかかり、長く座っていることでママも姿勢が崩れやすくなります。
授乳する時の姿勢は快適なパターンを選ぶようにして、姿勢の悪さは日常化しないようにしましょう。
ママの体に負担がかかり、痛みが出たり体の歪みにもつながる
産後は筋力も低下しているので、骨盤を立てて座るよう意識したり、姿勢を保ってくつろげるとママもゆったり授乳タイムを過ごせます。
ひと手間ではありますが授乳クッションを取り出したり、姿勢を維持できる背もたれを活用しましょう。
▼授乳クッションについては別の記事でもお話しています!
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授乳中の姿勢は猫背になりやすい!授乳クッションの重要性
2025/2/10
出産を終えると始まる赤ちゃんのお世話。 授乳のしかたは産後、助産師さんに教わる方も多いのではないでしょうか。 授乳クッションを使って、赤ちゃんの高さを調整して・・・。 でも退院すると、頻回だから面倒! ...
休むことはとっても大事!
まとまった睡眠時間を確保できないママは、常に睡眠不足に感じられるかもしれません。・・・感じるというか、睡眠不足です。
必要な睡眠時間はその人によっても異なりますが、睡眠不足がつづくと体だけでなく心の効率も落ちます。
眠いはずのに寝れねぇ!なんてことも経験することがあるかもしれません。
上の子がいる場合や、仕事やワンオペなど、休む時間がとれないママも多いでしょう。
赤ちゃんのお世話をするだけでなく、他にもやること・やりたいことはたくさんありますよね。
ママが上手に取捨選択することで、少しでもリラックスする時間がつくれるとベスト^^
少しでもあなたには体を休めてほしいです。そして周りにいる人には、たくさん協力してほしい!
授乳中に気を付けることって?母乳育児の便利アイテムも紹介まとめ
授乳中はゆっくり休む時間がとれなかったり、食事の影響でトラブルになることも少なくありません。
しかし情報を少しでも多く知っておくことで、防げることもありますよ!
赤ちゃんへの授乳は、その時はとても過酷で疲れる!かもしれませんが、過ぎてしまうとただのおっぱい^^;
ママが快適に授乳できる環境を整えられますように。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。