子供が小さいころは、本と親しむ機会も多いのではないでしょうか。
家以外でも、園生活や学校生活の中で図書館を利用したり、読書している姿を見かけることもありますね。

絵本の読み聞かせがいいみたいだけど、何がいいの?
幼児期は子供への読み聞かせをすすめられることもありますが、どんなメリットがあるのでしょうか?
この記事に書かれていること
- 絵本読み聞かせの効果
- 子供にどんな影響を与えるか
この記事でわかること
絵本の読み聞かせの効果

毎日絵本の読み聞かせをしていても、特に効果もなさそうだし、読んでいる最中に静かに聞いてくれない・・・。

忙しい中、読み聞かせを続ける意味はあるの・・・?
絵本の読み聞かせをすることで、どんな効果があるのかみていきましょう。
絵本の読み聞かせの効果
絵本を読むことは、目で見たり、耳で聞いたり、先の展開を想像したり、さまざまな刺激を受けます。
そのため言葉を理解する以前から、月齢を問わず読み聞かせをすすめられるのですね。
絵本の読み聞かせの効果
*語彙・・・わかる言葉や使える言葉
*読解・・・文章を理解する
*想像・・・先のことを思い描く
*共感・・・他者の考えに寄り添う
これらの力が身についてくるとされていて、読み聞かせしてもらうことは子供の集中力を高めていくことにもつながります。
絵本に集中していないと感じる時期もありますが、だんだん静かに見聞きできるようになっていきますよ^^
言葉や読解力につながる
普段の会話では使わない表現や、知らない言葉を耳にするキッカケにもなり、読み聞かせからも自然と身についていきます。
日常ではありえないような世界観に触れられるのも、絵本の良いところではないでしょうか^^
くり返し読むことで内容を理解し、言語能力の向上につながっていく◎
周りにいる大人から子供は言葉を吸収し、自分でもその言葉を使ってみたりします。
少しずつ使い方や意味を理解していきますが、絵本は言葉の発達にもいい影響を与えてくれることが期待できます。
想像することや共感する力
絵本を読むことを通して色々な情報を受け取ることで、考える力が鍛えられていきますよ!
絵本の中にはたくさんの登場人物がいて、さまざまな感情に触れることができます。
- どんな気持ちなのかな?
- このあとの展開は?
想像することや感じ方の正解は一つではなく、子供なりに”私だからこう感じた”と考えるようになっていきます。
相手の気持ちを考えることと同様に、自分はどんなことを思っているのかを感じられるようになるでしょう。
読み聞かせの疑問

読み聞かせのメリットはわかったけど、どんな読み方がいいのか考えたりしませんか。
早口で感情は込めないとか、理解できるようににゆっくりとか・・・果たして正解はあるのー!?
絵本の読み方
絵本の世界観に引き込まれていけるように、原文をそのまま読むのがおすすめ!
読み手の正解を求めてしまうと、子供に聞かせるときに意識しすぎてしんどい・・・ということになっては、もともこもないですね^^;
絵本の読み聞かせは、子供に見えやすく聞こえやすく読めれば◎
話がわからないうちでも、絵や読み手の声のトーンから、子供はいろいろな情報を受けとっていきます。
理解できるようになってくると、疑問が湧き出たり、場面ごとに感じ取ることが増えていくでしょう。
時間や余裕のある時は対話しながら絵本を楽しむことも、子供の興味や表現力の幅を広げてくれますよ♪
毎日決まった時間に読むべき?

読む時間がつくれないときはどうすればいい?
1日に何冊も、何十分も子供と向き合って読む必要はありません。

負担にならない、無理のない範囲でOK!
我が家では寝る前に読むのが定番ですが、そうはいっても読めないときもあります。
例え簡単な本でも、子供が選んできた一度は読んだことのある本でも、できる範囲で続けていくのがおすすめ◎
子供が字を覚えてくると読みたがることもあって、そういう時は子供に読み聞かせをしてもらっているママです。笑
\絵本が好きな人にはサブスクもおすすめ/
出向く時間があれば、図書館を利用するというのも、多くの本に出合えるキッカケになりますよ♪
絵本の代替に電子書籍でもいい?
絵本と電子書籍とでは、それぞれに異なる良さがあります!
絵本の良いところ
- 本ならではの手触り
- 絵や文を目で追う
- 声や温もりを感じられる
絵本はページをめくるたびに、絵に注目して目を動かすことになるという良さがあります◎
大人と子供が近い距離で絵本を読むことは、絵本からだけではなく読み手の声や表情からも刺激をうけて記憶していきますよ。
電子書籍の良いところ
- 場所を選ばずに読むことができる
- 多様な言語に触れられる
- 読み上げ機能や音が出る
コミュニケーションのツールとして利用するという点ではどちらにも良いところがありますが、電子書籍の場合は画面の見過ぎに注意が必要。
寝る前にスマホやタブレットを使うのは、睡眠への影響が心配される
子供が絵本を借りてくる機会があれば、それを読むことも一つのたのしみになるかもしれません。
絵本と電子書籍をうまく使い分けながら、親子でコミュニケーションをとるのがベストです◎
絵本の読み聞かせは効果なし?子供に与える影響まとめ
子供に絵本を読み聞かせすることで、すぐに効果を実感するのは難しいかもしれません。
でも確かに絵本を読むことで語彙力が鍛えられるというのは、子供が成長していったときに感じられます。
頑張って読み聞かせしなきゃ!と思わなくても、一緒に絵を眺めたりするだけでもコミュニケーションとしておすすめ^^
最後までご覧くださりありがとうございました。
